武将も認めた里芋の茎のすごいさ!

前回ご報告いたしました里芋の収穫から、ちょっと飛躍して「茎」に注目してみました。🤓 京都の北野天満宮で10月に行われる「ずいき(芋茎)祭り」は、ご存知でしょうか? 「ずいき神輿」をお奉りして本年の収穫を感謝するそうです。 本年も農園では、色々なお野菜を収穫する事が出来ました。👨‍🔧👩‍🌾🍆🥦🥒 皆様のお野菜に対する愛情が「実」となって結ばれてよかったです。😁👏
また、芋茎(ずいき)で有名な話と言えば、もうひとつ。 安土桃山時代の武将として、加藤清正が築城した日本三名城のひとつ熊本城に係る話がありますね。🏯 加藤清正は、築城の名手と言われ、賤ヶ岳の戦で七本槍の一人として有名ですが、名城の名高い熊本城の築城にあたり、兵糧攻めの対策として芋茎(ずいき)を 乾燥させ畳に織り込んだ話は有名です。 里芋は親芋の下に子芋が、子芋の下に孫芋が、沢山出来る事で、子孫繁栄の象徴としてお節料理に欠かせない野菜ですが、茎も大活躍する優れものです。 乾燥した芋茎は、水でもどしてからうすあげやこんにゃく、人参などと煮て頂くと素朴な味の煮物が出来ます。 繊維質も多く煮汁が煮含まれて美味しいですよ。🥢🥢 また、初夏に出回る生芋茎(ずいき)の中で「大和野菜」にも挙げられている軟白芋茎(ずいき)はえぐみの少ない赤茎の唐芋系の芋茎をさらに柔らかくアクの少ない茎にするため、草丈の低いうちから新聞紙などで包んで栽培しています。 高級食材で和え物などで頂くと美味しいです。😊
]]>